あなたの街のフリースクール【ひふみ学園】は現在「全日制(岩村本校)」コースを開校しています。
近隣にお住いの方は徒歩や自転車で、遠方の方は保護者の送迎で岩村本校(岐阜県恵那市岩村町218)に通っていただきます。人見知りがあったりして通うことが難しい場合は、まずはオンラインで朝の会へ参加することをおすすめしています。
全日制(岩村本校)
の一日
1日の時間割
8:00〜8:30
順次登校(お気に入りの「場」)
ひふみ学園まで、近くに住んで歩いて通学する子どももいれば、車で30分ほどかけて通う子どももいます。
登校すると、子どもたちはそれぞれ自分のお気に入りの「場」に向かいます。そこでゲームをしたり、漫画を読んだりしながら、リラックスした時間を過ごします。
この「お気に入りの場」があることで、子どもたちは心の安定を得ることができ、日々の学びや生活に対する前向きな気持ちを育まれます。
「お気に入りの場」は、冒険や挑戦を行う際の心の拠り所となり、安心して自分を表現できる空間です。ここで得た心の安定は、他の場所でも自信を持って行動する力を養います。
また、精神的な安定は自己肯定感を高めます。
8:30〜9:00
朝の会(サークル対話・相互尊重)
お互いを尊重する文化を育むために、また、自分の気持ちを自分の言葉で表現することができるようになるために、朝と夕方にサークル対話を行っています。
まるくなって座り、対話をします。オンラインで参加の子どもたちも、大人も輪の中に入ることで、お互いの関係が平等になり、参加者全員が他の人の顔や表情を見ながら話せるため、より深いコミュニケーションが生まれ、信頼関係を築くことができます。
子どもも大人も「今の気持ち」や「やりたいこと」などを話します。自分の中にある気持ちを表現する力と、他人の気持ちを聴く力が養われます。
*オンラインで参加することも可能です。画面や音声をオフ、チャットで参加もできますし、ただ聞くだけでもOKです。
9:00〜10:00
身体を動かす時間(健康な魂は健康な体に宿る)
身体が急速に成長する学童期にある子どもたちは、健康な身体づくりがなによりも重要です。運動能力を高めるだけでなく、精神安定や学習能力の向上にも大きな影響を与えるからです。
身体が元気であると、心も前向きになり、新しいことに挑戦する気持ちや勇気が湧いてきます。さらに健康な身体であることは、失敗を恐れず、困難を乗り越える力にもつながります。
心と身体の調和がとれた状態で成長することが、幸せな人生を歩むための基礎となるのです。
ひふみ学園では、岩村城跡の登山や、バレーボール、ドッチボールなどをしています。雨の日は部屋の中で、本気のラジオ体操、郡上おどりなど工夫して行っています。
10:00〜12:00
探究学習する時間(“好き”なことをする時間)
探究学習とは、自らのや興味や関心からテーマを選び、問いを立て、情報を収集・分析しながら答えを見つける学習方法です。
ひふみ学園では、青年期(12歳〜)に探究学習ができる人を育てるために、学童期は「好き」という気持ちを一番大切にしています。
「好きは最強!」という合言葉のもと、子どもたち自身の中にある「好き」を探求し、好きを糸口に新たな知識や経験を積み重ねていきます。主体的に学ぶ姿勢と、学習が楽しいという気持ちが、未知の世界に対する好奇心や探求心を伸ばすことにつながります。
好き・得意・興味・強みを活かして稼ぐ大人に育てることを、ゴール設定にしています。
*ひふみコーチ株式会社のオリジナル探究プログラム 自分と社会の探究学習「未来マップ授業」を取り入れています。
12:00〜13:00
一汁一菜のランチ(身土不二・しんどふに)
ひふみ学園では、「身土不二」の考え方に基づいてランチを作っています。これは「人と土(環境)は一体であり、人の命と健康は食べもので支えられ、食べものは土(環境)が育てられている」という考えです。
ひふみ学園の庭では季節ごとの野菜を育てています。ランチの時間になると、「庭に食べられる野菜があるか、さがして〜〜〜」という声がかかり、みんなで探しに行きます。
何も収穫できない日もあります。そんな日は炊きたてご飯と味噌汁だけのシンプルなランチになります。時々、いただきものの肉があったりすると、子どもたちは飛び上がって喜びます。
*ご飯と味噌汁以外で必要な主菜・副菜はお持ちいただきます
*アレルギーは各自の対策をお願いしています
13:00〜14:00
勉強の時間(卒啄同時・そったくどうじ)
ひふみ学園では、「啐啄同時」の考え方を大切にしています。「啐」(そつ)というのは、雛が、内側から卵の殻をつつくこと。「啄」(たく)は、親鳥が、外側から、殻をつつくこと。つまり、雛が卵から出ようと鳴く声と親鳥が殻をつつくのが同時であるという意味です。
親鳥と雛のタイミングが大事。
早すぎても遅すぎても上手くいかないということです。
ひふみ学園は、子どもたちの様子をつぶさに観察します。観察とは、観て察すること。「今だ!」という瞬間に必要な教材やデジタル機器を与えたり、年上の子ども(高校生や大学生)に会わせたり、プロフェッショナルな職人を招聘したりします。
実施例)
特別ゲストによる専門授業、プログラミング授業、デジタルアート授業、ロイロノートを使った学習、シュタイナー教育(フォルメン線画)、論理的思考力を養うボードゲーム、創造するチカラを養う粘土細工、宇宙飛行シュミレーションKerbal Space Program、空間認識能力を養うマインクラフト
*携帯電話やゲーム機器の持ち込みOK
*命に関わる(戦争、人を殺す)ゲームは禁止
14:00〜14:30
帰りの会(サークル対話・振り返り)
まあるくなって座り、今日の出来事を振り返り、自分の内面を見つめ直すことで、思考や気持ちを整理する振り返りの時間をもちます。
振り返りを習慣化することで、継続的な自己改善のサイクルを構築し、自己成長を促進します。
「1.朝の気持ち 2.今日楽しかったこと 3.明日すること」をノートに書き、一人ひとりシェアします。もちろん大人にも順番が回ってくるので同じようにシェアします。
帰りの会の最後には、「今日は来てくれてありがとう。一緒に過ごせて楽しかったし、本当に嬉しかったです。」という気持ちを丁寧に心を込めて伝えます。
14:30〜15:00
下校(古民家で過ごす一日)
ひふみ学園の日常は静かで落ち着いています。 子どもたちは時折はしゃいだり、元気いっぱい動き回ったりもしますが、多くの時間はそれぞれの「好き」に向き合い、集中しています。
この落ち着きは、築270年の古民家が醸し出す空気が影響しているのではないかと考えられます。
鬼ごっこで走り回るのに十分なスペースがあり、かくれんぼにもってこいの隠れ場があります。大きな声を出しても隣の家まで聞こえず、ドンドンと床を蹴っても階下から叱られることはありません。
畳の上で寝転がったり、クーラーをつけずに自然の風が涼しく通る室内(真夏でも室内温度は25度程度)で過ごしたり、庭を流れる天正疎水(保存地区の各家の庭を縦断している水路)の音に耳を傾けたりすることで、心地よい環境が子どもたちを包み込んでいます。
オンライン朝の会について
オンライン朝の会は、月曜日から金曜日の朝8:30〜9:00の30分間、Zoomを使って行っています。この時間は、顔出しや声出しをせずに、チャットのみで参加もOK、チャットも無しで聞いているだけの参加もOKです。実際に、最初の3ヶ月間は顔出しや声出しをせずにチャットのみで参加していた子どもが、今では岩村本校に元気に通っている例もあります。
オンライン朝の会では、子どもたちの気持ちに寄り添い、安心して参加できる環境を整えています。オンラインで雰囲気を感じていただき、一日体験入学をご検討いただければと思います。
各種体験ワークショップ
古民家の障子張りやめだかの飼育、ガイド付きの岩村街歩き、牛乳パックを使ったホットドック作り、わらび餅づくりなど、多彩な体験型ワークショップも行っています。これらのワークショップでは、歴史や文化に触れながら、実際に手を動かして学ぶ楽しさを味わうことができます。。
年間のスケジュール
岩村本校は、地元公立校のスケジュールに合わせて夏休み、冬休みを設定しています。夏休みにサマーキャンプを始め、四季に合わせて春はタケノコ掘り、夏はそうめん流し、秋はきのこ狩り、冬はスケートなどオープンスクールも開催されます。オープンスクールへの参加は任意です。
出席認定サポート
教育機会確保法に基づき、学校以外の場での活動を「出席扱い」とするかどうかの判断は、学校によって異なります。【ひふみ学園】では、出席扱いを望む保護者の方々と協力し、学校への提出物の準備やその他必要な対応を誠心誠意サポートいたします。
保護者サポート
親も子どもも
「幸せ」であるために。
大前提として、子どもの教育は保護者、学校(ひふみ学園)、地域社会が一体となって行うものと考えています。そのうえで、保護者の皆さまには学校(ひふみ学園)の教育理念に共感し、理解していただき、選んでいただいたものと思います。
ひふみ学園の「子どもの心の見方、接し方、大切にしていること」をご理解いただくために、保護者(ご夫婦)で参加していただくコーチングやNVCのワークショップ、親自身がご自身の夢を描く未来マップワークショップなどを提供しています。
保護者の声
声
コース内容と学費
全日制(岩村本校)
小1〜中3
- 岩村本校へ通学(月〜水 ※祝日除く)
- オンライン朝の会の参加(月〜金 ※祝日除く)
- オンラインアフタースクールの参加(中学生のみ)
- 入校時保護者研修(2名の保護者まで参加可)
*1 あらゆる子どもの学習権を保証するため、所得に応じたスライディングスケールを採用
*2 令和6年度(2024年)開校特典。授業料半額
◯オプション
・メンターによる個別メンタリング
・プロコーチによる個別コーチング
その他、公認心理師(子どもたちのメンタルヘルスをサポート)、社会福祉士(家庭環境や社会的背景に問題を抱える子どもたちに対して、必要な支援や相談)、特別支援教育教員(発達障害や学習障害などを持つ子どもたちに対して、個別の教育支援)、医師などと連携し、適切なサポートを行います。
スライディングスケールについて
従来の教育サービス、例えば私立学校では、個性的な教育を受けるために高額な維持費が必要で、結果として保護者の経済的負担が増加していました。
私たちは、子どもたちが個性を育み、実社会で才能を発揮するための教育を受けることは基本的な権利であると考え、保護者の経済状況がこれを妨げるべきではないと考えています。そのため、ひふみ学園では保育料に類似したスライディングスケールを用いた月謝制度を採用し、より多くの子どもたちに教育の機会を提供します。
この方法により、全ての児童・生徒の「学習権」を保障し、経済的な理由で教育へのアクセスが制限されないようにし、学習を希望するすべての子どもたちに平等な教育を提供することを目指しています。
詳しい授業料は、無料相談会にてご説明しています。
入校の流れ
ご入校を検討の保護者は、まずはオンライン無料相談会にご参加ください。または、岩村本校にお近くの方は、直接岩村本校にお越しいただくことも可能です。
最短で当日入校、当日から学びのスタートが可能です。
お問い合わせ
まずはオンライン無料相談会の参加お申し込みをお願いします。
※岩村本校にお越しいただくことも可能です。
オンライン無料相談会への参加
ひふみ学園について知りたい。子ども(小中学生)の不登校について相談したい。
代表の秋田稲美が1対1でお話をさせていただきます。
オンライン朝の会または岩村本校の体験入校
日本全国からご参加いただける「オンライン朝の会」または「岩村本校」に体験入校をいただきます。
入校お手続
入校にあたっての正式なお手続をいただきます。
通学(オンライン朝の会)のスタート
よくある質問
-
ひふみ学園と公立の学校の両方に通学することは出来ますか?
-
出来ます。
ひふみ学園は子どもの主体性を尊重することを大切にしています。