ひふみ学園の教育理念である「グローカルな人の育成」。
地域に根ざしつつ、日本全国、そして世界に広がる場がひふみ学園です。
ひふみ学園は、日本各地の空き家やお寺、公民館、そして誰かの家において、学びの空間を生み出します。1つ1つの小さな学校(ホームスクールから児童・生徒数10人くらいまでの学校)が、世界中の先生や生徒とオンラインでつながり、一つの大きな「ひふみ学園」ネットワークを形成します。
ひふみ学園のコンセプトに共感いただける個人、企業・団体、自治体の方々と共に、子どもたちの未来を照らす取り組みをしていきたいと思っています。
一日研修(見学)に
参加する
【ひふみ学園】では、大人の方を対象とした一日研修も承っています。研修では、実際に【ひふみ学園】の通常のカリキュラムを一緒に過ごしていただきます。お子さまを預けたいと考えている保護者の方や、フリースクールを始めたい、フリースクールの運営に興味がある。とお考えの方が参加されています。
朝の会から始まり、帰りの会まで子どもたちと共に時間を過ごし、授業やアクティビティに参加、プロボノ先生やスタッフとの対話や質問などをしていただきます。
ひふみ学園のある岐阜県恵那市岩村町は、歴史ある町並みと豊かな自然が魅力の観光地としても知られています。リトリートや旅行気分で気楽にお越しいただいてOKです。
1日研修(見学)の概要
●対象 | ひふみ学園の運営にご興味がある方 |
●募集日程 | 授業日にて承っています |
●募集人数 | 各日程で2名程度 |
●当日の流れ | 8時ごろまで:岩村本校にお越しください以降15時ごろまで。 実際に、1日のスケジュールをご体験いただきます。 |
●料金 | 運営協力金:1万円(税別) |
●その他 | ご希望であれば、宿泊のご案内などもさせていただくことができます。 お気軽にお問い合わせください。 |
※ひふみ学園の入校に関しては、無料相談会にご参加ください。
備品や運営費の寄付
ひふみ学園へのお金や備品の寄付は、教材の充実や施設の改善に使われます。岩村本校は築270年の古民家なので、常に改修が必要です。と言っても、多額の資金が必要ということでもありません。できる人が、できることを、できるだけする。というボランティア精神に則り、あなたの「なにかしたい!」という気持ちを有り難く受け取らせていただきます。
実際に、ひふみ学園に訪れた方が庭を見て、「草がたいへんなことになっているね。手が回らないんだね。今度、草刈りに来るよ」と言って本当に来てくださったことが何より嬉しかったりします。
プロボノ先生になる
プロボノ先生として、あなたの専門のスキルと時間をご提供いただくことで、ひふみ学園のカリキュラムをさらに充実させ、子どもたちの成長に貢献できます。プロボノとは、「公共善のために」を意味するラテン語「Pro Bono Publico」を語源とする言葉で、【社会的・公共的な目的のために、職業上のスキルや専門知識を活かしたボランティア活動】を意味します。 プロボノを行う場合、金銭的な報酬はありません。
他でもない私たちスタッフ自身もプロボノ先生として子どもたちに自らの専門性を発揮した授業や関わりをもつことで、生きがいを感じています。生きがいとは、好きなこと、得意なことが誰かの役に立っているという実感のことだと思います。特に、定年後などお時間に余裕がある方は必ずできることがありますので、ご相談ください。
地元企業との連携
子どもたちの未来は、地域の未来そのものです。しかし、現在の状況は深刻です。不登校や行きしぶりの子どもたちが増え続け、このままでは多くの子どもたちが学びの場を失い、地域の未来が危ぶまれます。
この問題は、学校や親だけでは解決できない、地域全体の課題です。特に地元企業にとっては、将来の労働力や地域の活力に関わる重要な問題です。
過疎化が進む岐阜県恵那市において、私たち「ひふみ学園」は「初のフリースクール」として、この問題に小さな一石を投じました。この小さな一石の波紋を広げ、実りあるものにするためには、地元企業の皆様の協力が必要不可欠です。
私たちと共に、地域の未来を考えていただけませんか? どのような形で協力できるか、一緒に相談しながら進めていきましょう。
企業との連携例)
- 山のハム工房ゴーバルさんのソーセージを使用した、ホットドックの販売
- 喫茶あたらやさんからのランチ食材差し入れ
- 恵那市企業への訪問
自治体との連携
不登校や行きしぶりの子どもたちの数は増加しており、この問題は一層深刻化しています。特に過疎地域では、私立校の選択肢も少なく、不登校になった途端に行き場を失う子どもたちが多くいます。
私たち「ひふみ学園」は、このような状況に対し、自治体と協力して子どもたちの未来を支えていきたいと考えています。フリースクールの設立は、学校に通わない子どもたちに新しい学びの場を提供し、安心して成長できる環境を整える一助となります。
行政としてできることはたくさんあります。私たちは、自治体と地域の問題に合ったフリースクールの開設や運営をサポートし、地域全体で子どもたちを支える体制を築くことを目指しています。
この取り組みにご興味をお持ちいただけましたら、ぜひご連絡ください。具体的なステップについて一緒にお話しし、共に新しい学びの場をつくっていきましょう。
あたなの街の
ひふみ学園を開校する
2024年4月13日、岐阜県恵那市にて「ひふみ学園」が開校しました。これは、恵那市初のフリースクールとして、地域の子どもたちに新たな学びの場を提供する試みです。しかし、日本全国で令和4年度の調査によると、不登校の子どもたちは30万人に達しています。この現状を踏まえると、フリースクールの数はまだまだ足りません。
私たちは、あなたの街にひふみ学園を開講することを提案します。フリースクールは、学校に行かない選択をした子どもたちにとって、安心して学び、成長できる場所です。個々のペースに合わせた学習環境や、専門家によるサポート、そして仲間との交流を通じて、自分らしい学びを実現することができます。
私たちの目標は、全国にひふみ学園の輪を広げ、どの地域に住んでいても、子どもたちが自分に合った学びの場を見つけることができるようにすることです。あなたの街でフリースクールを開設することで、多くの子どもたちに「今日も、明日も行きたい場」を提供しましょう。